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ひまわりスタンダード 上巻 |
小説:柚原季之 挿絵:ぽん酢 |
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自分を慕ってくれていた少女の自殺未遂。
急ぎ帰省した主人公を待っていたのは、
数々の超常現象と胸を締め付ける心の痛みだった。
眠たげな目の美しい巫女、猫耳少女の痴態、
そして、血の繋がらない妹[向日葵]。
――懐かしい風景が、忘れていた想いを甦らせる。 |
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あらすじ |
――突然の電話が告げたのは、自分を「お兄ちゃん」と慕っていた少女の不可解な自殺未遂だった。
父親との確執の末に家を飛び出し、数年ぶりに帰省した哲太を待ち受けていたのは、奇怪な超常現象の数々と胸を締めつける心の痛み。
優しい義理の母や眠たげな目の美しい巫女との再会。
猫耳少女の淫らな痴態。
懐かしい風景と様々な出来事が、忘れていたはずの禁断の想いを確実に甦らせていく。
裏切りと暴力。
隠された過去。流れる破瓜の血。暖かい髪の匂い――。
そして、眼鏡の奥に心を閉ざした……血の繋がらない妹[向日葵]……。
やがて、すれ違う向日葵と哲太を取り巻く運命の輪は緩やかに、予想もつかない方向へと回り始めていたのだった……。 |
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二次元ドリームノベルズ013 |
発行:マイクロマガジン
ISBN4-89637-011-2 C0293
定価:本体890円+税 |
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立ち読み |
※Web公開用に修正を大きくしてあります。 |
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ぐちゅっ、じゅるっ、じゅるるっ……。
「んっ……はぁんっ……そんな音立てちゃ、やだよぅ……」
羞恥心を煽るために、意図的に下品そうな音を立てながら、口腔を満たしていく愛液の味を愉しんだ。
その狙いは的中し、向日葵は、俺の頭を両手で押さえて、抵抗の意志を示した。
しかし、その圧力は弱く、心の中で羞恥心と快感がせめぎ合っているのが分かる。
「向日葵のえっちな汁が美味しいから、つい、音を出しちゃったよ」
「やだっ……恥ずかしいよぅ……」
「こんなにたくさん汁を漏らしている、えっちな子のくせに……
そういう嘘つきには、おしおきだな」
舌で秘裂を嬲ることを再開した俺は、宣言通り、おしおきとして、右手の人差し指と中指を挿入し、膣口を拡げるように周囲の粘膜を弄んだ。
「向日葵、気持ちいいか?」
「あんっ……うん……お兄ちゃんの舌があったかくて……変な感じなのっ……」
「気持ち悪いのか?」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 |
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