聖美はおそるおそる肉竿の部分を握ってみた。熱い。激しい脈動をドクドクと感じる。
そして、鈍い電流のような刺激が背筋に走った。
――これが……男の人の快感?
フタナリ少女はそのまま右手を上に移動させた。
「んっ!?」それはパンパンに張り詰めたペニスの肉先――亀頭部分を触ったときだった。
肉竿部分とは比べものにならない鋭い快感が、電撃のように背筋を駆け巡る。男根の胴部分は見るからに皮が厚そうなのに比べ、肉棒の先端は、薄い皮が真っ赤になって張り詰めている。その外見通り、肉の感度がまるで違った。直接快感神経に触ってしまったような鋭く敏感な感覚なのだ。
――も、もっと……。
聖美はぎこちなく亀頭部分を指の腹で撫でた。
「んふっ……んっ! んふっ、んんんっ……」未知の快感に、自然と声が漏れる。
スカートを唇で咥えているために、大きな声が漏れないのが救いであった。
さらなる快感を求めて、右手の指先がペニスの先端に絡んでいく。赤黒い巨根に自分の小さく細い指を絡ませている光景は、たまらなく背徳的だった。しかし、その行為を止めることはもうできない。その背徳感が逆に、牡の快感に拍車をかける。今ではとうとう我慢ができなくなって、左手までも肉竿の部分を掴み、小さく上下に擦り始めていた
本文中より抜粋
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