「咥える前に頬擦りしてよ、朱莉さん……エッチなメイドなんでしょ? だったら、頬擦りするだけでも嬉しいはずだよ?」
軽めの「無理難題」を吹っかけてみる。
怒って断られたらそれまでだ。しかし、大雅は断られないと確信していた。
(どう、朱莉さん? 昂奮するでしょう?)
胸の内で問いかけるまでもない。
若き御主人様の猛々しい逸物を片方の手で握った美少女は、「エッチなメイド」という言葉に一瞬だけ泣き出しそうな顔になったが、その頬はみるみるうちに紅くなる。耳の先まで真っ赤になり、黒目勝ちの瞳が熱っぽく潤み──紅いリボンで飾られたメイド服の胸元が、ゆっくり大きく波打ち始める。
「こ……こう?」
大雅の顔色を上目遣いに窺いつつ、肉棒の側面にたおやかな手を添え、その反対側から柔らかな頬を擦り寄せる朱莉。
「く、おぅ……ッ!」
赤々と輝く亀頭が美少女の頬に擦れた途端、大雅は電撃に打ち抜かれて反り返った。
(あ……朱莉さんが……こんなに素敵なメイドが、ぼ、僕の、オチンチンに……ああ、ああ……なんていやらしいんだ!)
本文中より抜粋
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※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |