「いかがですか閣下、あたくしのオマ○コ、黒くなんてないでしょ?」
「わたしのオマ○コだって、カビなんか生えていませんでしょ?」
女たちの必死の訴えに、パウロは真面目な顔で応じる。
「ええ、お二人とも綺麗なオマ○コですよ」
お尻の大きさは、ゼセラのほうが大きくて安産型。ブリューセイスはきゅっと引き締まった小尻だ。
白い肌と飴色の肌。陰毛もやはり濃い青色と淡い金色と対照的だ。頒布面積はゼセラのほうが広く、濃い。いや、ブリューセイスのほうは手入れをされている。そういうところはそれなりに浮き名を流してきた女の嗜みといったところだろう。
一方のゼセラは、本日男の前でこのような仕儀になるなど予想していなかったのだろう。知的な顔立ちとは裏腹な無法地帯だ。
媚肉の色はどちらも淡いピンク色で、決して甲乙がつけられるようなものではない。
国を代表するような名花と、才媛。その二人の肛門と陰唇を眺めながら、とりあえず自分を落ち着かせようと、パウロは珈琲を口元に運んだ。
(それにしても、ぼくはいったい何をしているんでしょうね?)
新任の宰相として、パウロは目が回るほどに忙しかった。国有数の名家の家督問題という極めて政治的な難しい判断に迫られていたはずである。
それなのに美女二人の陰唇を観察しながら、昼下がりの珈琲を楽しむ。
「あぁ、この状況でゆったりと珈琲を楽しむなんて、やっぱり女慣れしておられる方は違いますわね。よろしいですわ、あたくしのことを徹底的に辱めて、お好みの牝犬へと調教してくださいませ」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |