「どうです? 気持ちいいですか……? うふふっ、なんだかビクビクしてます……」
どう答えればいいのだろう。正直に「気持ちいい」と答えてしまっていいのだろうか? でも、それは気が引けるというか……。認めてしまってはいけない気がする。
答えに詰まっているのを見てか、雪乃が不満げにぷうっと頬を膨らませた。
「兄さん、素直じゃないです。それならこれはどうですか……?」
指の輪が肉幹をぐるっと一周、締めつけながらカリ首を中心に亀頭と幹を行き来する。
にち! ぷちゅ、ぬりゅ、ぷぷっ、くちちちっ……!
「んんっ! や、やめ……うぁ!」
カリ首の敏感な部分が集中的に責められて悶絶していると、亀頭のさきっぽにもう一方の手の人差し指があてがわれていた。クリクリと撫でられる鈴口からゾクリとする痺れが湧き上がって、ベッドから投げ出した足がひくついてしまう。
「くぅ……ゆ、雪乃、おまえどこでこんな……! うわわっ!」
くりゅ、ぷちゅっ……。にち、ぷちゅ、にちにちっ。
カウパーが滲んだ先から指先に潰され、敏感な筒先がこねくり回される。
「いろいろ調べて勉強しました……兄さんのためだけに」
エッチなゲームで得た基礎知識を広めるべく、兄の部屋のパソコンを使って集めた知識だった。まさかこっそり保存しておいた秘蔵ブックマークが妹の性知識に反映されているとはつゆ知らず、真也は目を白黒させてペニスを跳ねさせる。
にちっ、にちっ、ずちゅ、ずりゅりゅっ……!
それをしっかり握って片方の手を上下させ、もう一方で亀頭を集中攻撃。傘の広がった先端部はますます充血して、透明な汁をぷちぷち溢れさせている。
「兄さんのお汁……気持ちいいから出るんですよね……?」
「そ、それは……うあ!」
答えを待たず、鈴口から滲み出たばかりの雫を……ぺろりと。温かくて柔らかな感触が亀頭を滑った刺激に歓喜して、肉茎がどくりと脈を打った。
本文中より抜粋
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※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |