「ひッ、あぁ、やめて……! 優しくなんかしないでください……!」
すでに挑発的な響きはなく、耳朶を舐めるような愛らしい喘ぎだった。
「そうか、優しくされるのがいいんだな。ぼくだって人間の気持ちぐらいわかるようになってきたんだ、安心してよがってくれ」
小さな胸と首まわりを撫でまわすと、カレンの目がモヤのような潤みを帯びていく。イヤイヤと首を振って快楽を拒絶しようとしても、ルオとヘルダに手首を握られては自分の首を絞めることもできない。
「わたくしもこんな風に処女を奪われたんでしたわね……」
「あのときのへるだは可愛かったのう……かれんももっともっと旦那さま好みに可愛くしてやろうぞ」
ルオは目の前で晒された腋に舌を近づけ、触れるか触れないかの距離でたくみに動きまわった。逆の側ではヘルダも同様に。
「あっ、んっ、くすぐったい……ひんぅ、いやぁ……!」
薄い胸がよじれる様を見るかぎり、腋の神経も性感帯として発達しているらしい。もちろんそれは撫でれば撫でるほど熱くなっていく胸も同じこと。摘まれるたび上擦った吐息を引き出す乳首にしても、見た目の幼さからは考えられないほど感度がいい。
膣穴にいたっては蠕蟲(ぜんちゅう)の坩堝と化してウネウネと蠢動していた。華奢な肢体を乱暴に突きあげられても痛がるどころかいっそう激しく雄肉にむしゃぶりつく。
「ぁん、はぁっ、あんっ! あぁっ、ああぁっ、あぁーッ」
「いいぞ、もっと感じるんだ。カレンの可愛いところをぼくに見せてくれ」
愛らしい東方の少女をただ孕ませるだけでは満足できそうにない。
もっと気持ちよくしてやりたいし、本物の愛情を通わせたい。
ルードは喘ぎっぱなしで閉じられることのない唇を舐めた。かすかに首を傾けて避けようとするのを追って、強引に舌を絡める。
「ひゃひっ、んおぉ、らめぇ……キスひやぁ……!」
「でも交尾しながらキスするのって気持ちいいだろ?」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |