「む、胸が……おっぱいが、切ないのぉ……また、ぐにぐにしてぇ……」
内耳を溶かしてしまいそうなほど熱く、そして甘ったるい声で訴えながら、彼女は恭一の手首を掴んで胸元へ引き寄せる。
ふにゅっ!
「わわっ……あ……」
手の平にパッと広がる豊満なバストの感触はフワフワと柔らかく、そして興奮と恥ずかしさに火照っていて、まるで蒸かしたての肉まんに押しつけたように感じられる。さらに指の間に挟まった乳首のコリコリとした固さがアクセントとなって、実に心地いい。
薄く汗ばんだ柔肌に手が吸いつき、揉み扱くたびにねちゅねちゅと湿った淫靡な調べを奏でた。
「い、いかがかしら? んんっ、わっ、わたくしの胸は……」
「や、柔らかくて……んんっ、い、いい……気持ちいい握り心地、だよ……」
目尻を下げた恥ずかしげな表情を浮かべながら、麗華は甘ったるい猫なで声で尋ねてくる。劣情心を激しくかき立てる彼女の姿を目の当たりにして、揉み扱く指に自然と力が入る。
ぐにぐに、ぐにゅぐにゅにゅっ……。
「ぁぁっ、す、素敵……すごいですわぁ、き、恭一さぁん……」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |