「お嬢さま、このままでは聡志さまを取られてしまいます。私たちも参りますよっ!」
「えっ、ええ……」
完全にメイドの気迫にお嬢さまは飲み込まれている。
素直に香澄の言葉に従った由美那がサマーワンピの肩紐を緩め、隠すもののなくなった美乳を右手に押し付けてきた。
手には張りがありながらも綿菓子のように柔らかな肉果実の感触が伝わり、掌でコリコリとした薄ピンクの乳首が転がってくる。
「聡志はわたくしのものですわ……、こんな胸のない女なんかには、絶対に負けないんだからっ……ちゅろっ」
「ぬわぁわわっ!」
理穂にライバル心を燃やしたお嬢さまが、いきなり聡志の乳首に舌を這わせてきた。
女ほど敏感ではないが、彼女に舐められた部分はくすぐったくなってしまい、意味もなく上半身を小刻みさせてしまう。
「聡志さま、私も見てください……」
気位の高い由美那が、自ら胸を揉ませて自分に舌を這わせている姿に驚いている間もない。今度は大きな胸を晒したメイドが、見せ付けるように峰乳を揉みしだきながら、艶めかしい声で迫ってくる。
「聡志さま、私もお願いします……」
「お願いします……って、え、ええっ!?」
もう驚くしかできない。
緑の瞳を潤ませた香澄が、恥じらいながら聡志の顔を跨いできた。
真下からスカートの中を覗く形になった目には、白のガーターとニーストッキングに彩られた美脚が映り。ムチムチとした太腿の向こうで、白レースのハイレグショーツに包まれた彼女の大事なところが、しっとりと濡れているのまで見えている。
「ちょっ、香澄さん、もう濡れて……」
幼馴染みの行動に触発されたのは、お嬢さまよりメイドの方が上だった。
考えてもみれば、彼女とは最初のセックス以来、なにもしていない。
快楽を覚えたばかりの時期に、その快楽を受けてないのだ。しかも由美那たちとは違い発育のいい身体。自分の肉体を持て余し、そうとう悶々としていたに違いない。
「聡志さま……シてください……」
言葉を詰まらせながらメイドが腰を下ろし、聡志の眼前にまで淫部を近づけてくる。
鼻腔には甘酸っぱい彼女の香りが広がり、舌が自然とショーツに伸びていった。
レロ……
「んはぁあああぁああっ!」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |