「あの……レアイナ様、気持ちいいですか?」
胸を弄りながら尋ねると、それまで目を瞑って甘ったるい息を漏らしていたのに、王女はハッと顔を赤らめる。
「べ、別に気持ちよくなんてありませんわっ……」
プライドの高いレアイナは感じていた顔を見られたのが恥ずかしいのか、ムッと口を結んで声を殺してしまう。しかし乳房を揉まれるたびに悩ましげに細い腰をくねらせ、明らかに快感に悶えていた。
(レアイナ様って本当に意地っ張りだなぁ……)
必死に声を我慢している顔が可愛くて、つい意地悪をしたくなってしまう。
王女と打ち解けたことが嬉しくて調子に乗った少年は、執拗に乳首ばかり舐めては吸い舌で転がした。反対の乳首も指でコリコリと摘んだり引っ張ったりしながら、乳肉を愛撫するとプリンセスは堪らず嬌声を上げる。
「きゃふぅっ……い、いやぁ……はふぅ、ンンっ……そんなとこばかり、な、舐めたりしては……あぁン、ダ、ダメですわ……」
白い乳丘の中で薄ピンク色をした部分がぷっくりと膨らんできた。乳首は硬く勃起して、乳輪もサイズを増している。
「そこって、どこですか……?」
心優しく騎士道精神の強いロウは女性相手に我を出す方ではない。
それなのにレアイナを見ていると次から次に不思議な感情が湧き上がり、無意識のうちに王女の羞恥を煽るような言葉が口から出てしまう。
「そ、それは……あ、あぁっ……そんなこと言えませんわっ……」
お姫様は恥ずかしそうにそっぽを向くが、もう耳まで真っ赤になっていた。雪のように真っ白だった肌も上気し、汗のような甘酸っぱい芳香に包まれる。
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。 |