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いもうとダイアリー はぁれむばけ〜しょん
小説:伊吹泰郎 挿絵:高浜太郎
 
「わ、わたしっ、もう子供じゃないよね? お兄ちゃん♥」
あの夏の日。僕と「いもうと」は恋に落ちた。
かけがえのない思い出たちとの邂逅が始まる…!
 

自分を「お兄ちゃん」と呼ぶ年下の恋人、半年前に出会った血の繋がらない義妹、恋人との仲を邪魔する彼女の妹。優しく気だてが良い、マジメで繊細かつ儚げ、小悪魔的でいかにも幼気――それぞれ異なる魅力に満ちた、愛らしい「いもうと」たちとの"性"活日記。

 
二次元ドリーム文庫110
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-676-0 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2008年12月17日
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「お……お兄ちゃんになら……どんなことされちゃっても……いいよ……」
  そんな嬉しいことまで言ってくれる。
(ありがとう……遥ちゃん)
  胸中で礼を述べた青年の舌は、直後、彼女にめり込んだ。途端に味蕾は愛液のしょっぱさでいっぱいになる。
「んぐっ!?」
  生まれて初めての味に、青年は小さく唸り、
「ひあぁあっ!?」
  遥も声を一オクターブ近く高くした。もっとも、彼女は約束通りに踏みとどまる。その無抵抗な陰唇を、純一は大胆にねぶり始めた。
  すでに愛液の量は汗と比べ物にならない。舌を刺激し、神経までピリッと突いてくるようだ。
「じゅるっ……んっ……じゅぷっ……ずずっ……れろろっ!」
  指を使っている間に溜め込んだ劣情をぶつけるように、純一は遥を責め立てた。割れ目をこじ開け、襞を擦り、愛液を掬っては口内へ運び、ゴクン。ゴクン。嚥下する。
「ぉ……お兄ちゃんっ……ベロがっ……お兄ちゃんのベロがっ……中に入ってきてるよぅっ!? あんっ……やっ……ぁああっ……ジンジンって……はぅぁああっ!?」


本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
 
 
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