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どらぐろいやる
小説:葉原鉄 挿絵:かん奈
 
どらぐろいやる
「最高だわ♥ ルードは最高の従僕よ」
 

誇り高き若き黒竜・ルード。戦闘シスター・ノアに破れた彼に待ち受けていたのは……、美しき王女ヘルダによって、ひたすら精を絞られ続ける日々だった! 東方よりの食客カクたんの手ほどきで、精力満点の白濁液を搾り取られるルードの運命やいかに!?

 
二次元ドリーム文庫104
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-653-1 C0193
定価:本体630円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
 びくん、びくん、と腰を脈打たせた。下腹の凝りが愉悦の電流をまき散らしている。
「あ、あ、太くなって、あっ、跳ねています……ルード殿のペニスが破裂しそう……」
ノアはかすかに乱れた息をルードの顔にかけながら、手中の肉茎で淫靡な水音をかき鳴らす。音響が振動となって海綿体に染みこむ。ペニスが愉悦を吸って限界以上に伸びていく先には、興奮の面持ちで口角を吊り上げるヘルダがいた。
「出すのなら濃いのをたっぷりお出しなさい。ここよ、わたくしのこの汚れを知らぬ高貴なお口に、しっかりたっぷり射精するのよ。多少味が悪くても、特別に容赦します」
傲岸なセリフを吐いてきた口が、はしたなくも大きく開かれた。ルビーよりも真っ赤な粘膜の洞穴で、赤紫に湿った舌が期待感に躍っている。
――飲みこまれてしまう……!
黒竜の誇りも、憤懣も、ノアに感じた温もりすらも、股間の逸物へ一点集中する。
「ど、どうぞお出しください……私は目が悪いから、よく見えませんので……」
ノアはルードの細身を強く抱きしめた。黒炭色の尼僧は心蕩けるほど温かいのに、手の平は容赦なく肉茎の愉悦を圧縮してくる。
尿道が潰れ、バチッと悦楽が弾けた。留まることのない欲求が鈴口に噛みつく。ルードは甘美な恐怖にのけ反り、食い破られた棒先をヘルダに向かって突きだした。
「ああっ! い、いやだぁ……で、出るぅぅ!」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
 
 
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