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しゅごにん! くのいちパラダイス
小説:真慈真雄 挿絵:神保玉蘭
 
しゅごにん! くのいちパラダイス
「若の御身は私たちが守護します!」

忍軍の頭領候補の少年を、くのいち少女たちが板挟み!
燃え上がる乙女心に、狙われるのは命か貞操か……!?
 

今日も朝からくのいちまみれ!? 忍軍頭領候補の少年を狙うくのいち姉妹と、少年を守護する幼馴染みくのいち少女コンビが火花を散らす! 忍ぶ乙女の恋心は燃えあがり、ちょっぴりエッチ♥かなりカゲキな忍術大乱戦が始まる!

 
二次元ドリーム文庫93
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-574-9 C0193
定価:本体630円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
 くすくす笑いながら、春菜が腰をくねらせる。彼女は少年が何か言うよりも早く、身体を倒して彼の耳に囁いた。
「私、今日は危ない日ですよ? それも、一番危ない排卵予定日」
「いっ!?」
 言葉の意味を理解して、とっさに腰を引こうとした優一。だが、身体の自由は完全には戻っていない。脚を絡められて、あっさりと引き戻されてしまう。
「無駄ですってば。それに優一君、挿入しながら射精してたでしょう? もう『手遅れ』かも知れませんね。んっ、くふぅっ!」
 やけに嬉しそうに囁きながら、春菜は熱い吐息を漏らした。どうやらこれも全て、彼女の謀略らしい。
「ふふっ、お世継ぎの名前でも考えていて下さいね、優一君」
 艶めかしい囁きが、少年の脳髄に染みわたっていく。思考がまとまらない。
 ただひとつ確かなのは、今のこの状況がとても心地良いということだった。幼なじみのくのいちに組み敷かれ、騎乗位で逆レイプされる。おまけに彼女は妊娠する気まんまんで、彼女の胎内には既に精子が入り込んでしまっている。
(でも、それでも気持ち良くて……何にも……ああ、もう春菜ちゃんのしたいようにさせてあげたい……)

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
 
 
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