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サキュバスクイーン 淫魔の学園
小説:蒼井村正  挿絵:小野川キウイ
 
サキュバスクイーン 淫魔の学園
「さあ、これからが本番よ。たっぷりと可愛がってあげるわ」

学園に住み着く学生淫魔が催すエッチな宴に、退魔師姉弟とクラスメイトが巻き込まれる!
 
学園を縄張りにして同級生や教師を快楽の虜にする上級淫魔の由魅香。
自分を退治するために転校してきた退魔師の姉弟を次なる標的に選んだエッチ大好き淫魔は、学園中を巻き込んで淫蕩の宴を繰り広げることに。
 
二次元ドリーム文庫03
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-117-0 C0193
定価:本体630円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
くちゃ、くちゅっ……と、舌の上で精液を転がす咀嚼音が、水を打ったように静まり返った教室内に小さく響く。人が発する快楽の波動と精気を糧とする淫蕩で狡猾な魔物、淫魔ならではの食事が行われているのである。
体液に含まれる生命エネルギーが赤髪の少女の全身に染み渡り、細胞の一つ一つを悦びに震わせながら異形の命を潤してゆく。
「ああ……若い男の子の精液って、舌触りがプルプルしてて、味も精気も凄く濃くって美味しいわ……最高の食前酒ね」
コクンと喉を鳴らして口中のスペルマを嚥下し、満足げな声を上げた由魅香は、再び朱音の顔に唇を寄せてきた。
「もう一度キスしましょ……」
精液の侵入を許すまいと固く閉じられた少女退魔師の口に、半開きになった淫魔少女の朱唇が重なる。
マシュマロの柔らかさを持った美少女の唇が触れ合い、精液のヴェール越しにヌルヌルと擦れ合う。ちゅるっ、と軽い吸引を仕掛けて粘汁の大半を吸い上げた後、ざらついた舌先でチロチロと唇を舐めくすぐり、付着したものを残らず拭い取ってゆく。
「んっ……くふ……んっ!」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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