唾液と精液でぬめ光る肉棒が次にどこに狙いを定めているのか気が付いた時には、怒張したままの亀頭はスヴィトラーナの膣口を押し広げ始めていた。
「やッ!? もう終わりじゃなかったの……ッ!? 話が違うわよ!」
のし掛かってくる巨体から何とかして逃れようとするが、びくともしない。
「いッ、痛いってばッ! 爪立てるんじゃないわよッ!」
柔肌に、鋼鉄のような爪が容赦なくめり込むが、キメラはどこ吹く風だ。
「ハァッ、オンナ……ッ、オンナのにく、やわらかくて、キモチイイ……」
腐肉のような匂いの息を吐きながら、魔女の首筋から乳房の間までを嗅ぎ、涎を垂らし続けている。
「そんなモノッ、入れたら絶対に許さな……ッ、んあぁぁッ!?」
姫割れを探り当てたペニスの先端が、くちゅりと音を立て、
「ふあぁン……ッ!?」
快感が、身体の中心で爆ぜる。
「ふあああッ! くぅぅッ……!」
薔薇色の肉花弁が、獣の肉棒に纏わり付き、まるで愛する恋人のモノのように受け入れていくのが分かった。
「ひあぁッ、は、はひ……ッ、ぬ、抜きなさいよ……ッ……!」
それは、石を愛でるのとは正反対の、ぬるぬるとした、熱い、脳に直結した原始的な快楽だった。
「そこで見てるんでしょッ!? 早くッ、このクソ犬を、んあッ、撃つとか何とかしてよ……ッ!」
「それは無理な相談ですね」
男は一蹴するが、「まぁ、貴女が《種》を差し出して下さる、とかなら考えても良いですがね」と、付け加える。
「何をバカな事を……ッ、そんなッ、だからなんでお前達なんかに……ッ、んあぁぁ……ッ、はぁ……ッ!?」
柔らかな粘膜が、ヒクヒクと蠢きながら巨大な肉槍を受け入れていく。浅ましく頬張っていく──。
やがて、蜜塗れの膣口は、キメラの生殖器をぬぷんッ、と呑み込んだ。
(んあッ……犬のアレがッ、全部わたくしの、中に入ってる……ッ!!) |