「そうねぇ、それじゃ……一分射精を我慢できたら、私たちはこの街から撤退してあげる。どうかしら?」
「そ、んりゃっ、いきなりぃっ!」
女帝の言葉に応える間もなく、彼女の指が激しく前後に揺れだし、前立腺が潰れるほど強く押し捏ねられた。それに合わせてハツネが耳全体にむしゃぶりつき、唾液を絡めて扱きだす。
「あむぅぅっ……んぐぷっ、じゅるっ、じゅばっ、ぐちゅぐちゅ、じゅるぅぅ……れろぉっ、ぶっちゅぅぅ……」
「いひぃぃっっっ! そぇやめぇぇっっ、あぁぁっっ、無理ぃぃっっ!」
拘束具に邪魔をされ、暴れて快感を逃がすこともできない。ビクビクと痙攣したように震える身体すら、二人に押さえつけられ、さらなる快楽の種を乳首に埋め込まれてゆく。
(こ……こんなの、感じ、ないぃっ……誰がっ、こんなのでしゃせっ……なん、かぁぁっ……ふぐぅぅっっ!?)
片方の乳首はサテン生地で優しく転がされ、タンタンとリズミカルに叩かれながら、自身の勃起乳首の感触を胸板へ押しつけられていた。もう片方の乳首は反対に、強く摘み上げられ、痛みを強調するように引っ張られ、被虐的な快楽を胸元へ刻みつける。
「らめぇぇぇっっ、いぐっっっ、それいぐぅぅっっ! イクッッ、イクイクイクぅぅっ、イッひゃうぅぅっ!」
もはや恥も外聞もない──完全なる敗北宣言を叫び上げながら、少年ヒーローは男性器に指を触れられることもなく、股間に白旗を掲揚してしまう。
──ビュグッッ、ビクビクッ、ビュルルゥゥゥ〜〜〜〜ッッ!
「はぁい、残念♪ こんな無様な状態でも、なんとか街を守れるっていうせっかくの賭けだったのに……あっさり無駄にしちゃったわねぇ? 恥ずかしくないのかしら、ヒーローくん?」
尻穴、乳首、そして耳──ノーマルからは程遠い性感帯を徹底的に弄ばれ、開発されての牡イキは、気が遠くなるほどの心地よさだった。いけないと思いつつ、また味わいたいと思わされる、麻薬のような快楽──その余韻にビクビクと腰が跳ね、肉棒は絶え間なく痙攣し、白濁をもらし続ける。 |