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サンダークラップス!リボーン
テスタメント

小説:羽沢向一 挿絵:緑木邑

 

「ひいっ!」
 媚薬粘液があらわな女性器と肛門に噴きつけられた。媚薬のほとんどが、フレアの股間に、下腹部に、そして尻に吸収されていく。
「あ、はあああっ、あううっううう!」
 たちまち紅蓮の火炎が下半身に燃え盛り、すぐに鎮火した。後には下半身を冒す苛烈な疼きが残る。
 膝立ちの腰がひとりでに動き出した。前に並ぶ男たちとカメラの列へ見せつけるように、媚薬まみれの剥き出しの恥丘を何度も突き出してしまう。
 肉眼とカメラの前で、フレアの二つの花がほころびはじめた。
 恥丘が縦に割れて、内側のピンクの花弁を空気と視線に触れさせる。
 肉襞はすっかり充血して、ぷりぷりとふくらんだ。自らの蜜液に濡れて、キラキラと陽光を反射する。
 クリトリスもひとりでに包皮を剥いて、高くしこり勃った。
 尻の奥の蕾もゆるみ、もの欲しげに広がった。愛らしい肛門を指先でつつけば、やすやすと呑みこんでしまうように映っている。
 湧き起こる下半身の疼きに共鳴して、胸の疼きも増幅していく。悩ましく全身をくねらせて煩悶するフレアの前に、また新しいタイプの三本のマニピュレーターが現れた。
 三本の先端は、黒く細い毛が密生する小さい刷毛になっている。一本は右の勃起乳首の前に移動した。もう一本は左の乳首の前。そして最後の一本は下腹部へ潜りこみ、ふくらんだ陰核にゆっくりと接近する。
(ショベルカーから刷毛を作れるのだろうか?)
 と、フレアの頭をかすめる。直後に、三か所で同時に電撃が走り、思考をすべて吹き飛ばされた。
 乳首と女芯に刷毛が押しつけられ、肉の筒と粒を磨くように小刻みに動き出す。
 女の最も敏感な三か所が、邪悪な媚薬によっていっそう鋭敏にされている。普通なら感じすぎて激しい苦痛になるはずだが、すべて膨大な快感となってフレアの全身に押し寄せた。
 普段のフレアならなんの脅威でもない小さな毛の束が生む悦楽で、神経をえぐられ、精神を削り取られていく。
「おああああ! くひいっ! ふああああああああっっ!」
 乳首とクリトリスを責められはじめてからごくわずかな時間で、快感の限界に達した。

 
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