「あ……あぁ……やめろ……」
目の前に差し出された触手を見て、アリスは明らかに動揺していた。
「そッ、そんなので触ったら……絶対に……許さないからな……」
触手のうちの半分程が、既に痙攣しながらその姿を変容させていた。
(自分で言うのもアレだが、これはかなり凶悪な形状だぜ……)
まるで蛸の吸盤だった。その一つ一つが自在に蠢き、中から粘液を滲ませている。中は何層にもなり、女陰にも似た肉襞の重なりを作り上げていた。
「やめろ……バケモノめ……」
奥歯をギリギリと噛み締めているが、その怒りの表情は次第に驚きに掻き消されていく。
キュプププ! キュパァッ……!
女ハンターの足元では、更に巨大な吸盤が口を広げていた。
「ひぅッ! ど、どこまで悪趣味な構造をッ、んッ、はぁぁッ、して……ッ」
キュブッ、キュブッ……!
吸盤の筋肉を蠢かせながら、圭一はミルクティー色の四肢を食み始める。
「んああッ!? あッ、はぅぅンッ!?」
ツルツルとしていた触手の時とは違い、密着し、吸い上げる吸盤の感触はまさに捕食のそれだった。
「んッ!? ひぅぅ……ッ!?」
最高位ハンターの喘ぎが、切迫したものへと変わる。
「あッ、あ、あぁッ!?」
手足と同時に乳房と陰核まで甘噛みされ、髪を振り乱しながら蜜を迸らせている。
「や、とッ、止め……ッ! こんなのッ、い、今すぐ……ひぁぁぁぁッ!?」
甲高い喘ぎを上げ、助けを求めているつもりなのか宙を仰いでは首を振るたびに、ただの可愛い女子大生に戻っていくようだ。圭一は溜飲を下げながら、益々淫らに触手を躍らせる。
(どうせゲームなんだ、俺と愉しい思い出作りをしようぜ……ッ!)
圭一の呼吸に合わせて、吸盤触手達は粘液を垂らしながら白い肌の上を這いずり、そしてそれぞれの狙いを定めて移動を開始した。
「いやッ! 入れるのはッ、それだけは絶対に……ッ、んぐぅッ!?」
ずり上がりすぎてただの帯のようになったスカートの下、その無防備な三角地帯に触手の先端が殺到した。
「こんなの、絶対無理……ッ!」
次に何をされるのか察したのだろう、完全に素に戻った声でアリスが悲鳴を上げる。だが、愛液で内側からすっかり蕩けてしまった姫割れに、触手の先端は難なく入り込んでいた。
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