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装刃戦姫サクラヒメ
フタナリ淫獄に堕ちる黒髪乙女

小説:有機企画 挿絵:緑木邑

 

(なんてことを思いつくんだあの外道は! だが……やらなければみんなが……)
 泣きたくなるくらい惨めなシチュエーションに唇を噛む。小便器を舐めるなんて想像したこともない。間違ってもうら若き乙女がする行為ではない。
(良平……わたしに力を貸してくれ)
 それでも意を決し、便器に顔を近づける。学園一優秀な建宮生徒会長は小さなお口を開き──
 ぺろっ♥ ぺろっ♥ ぺろぺろっ♥
 黄ばみを舐めとりはじめた。
(く、くさい……! きたないぃ……! う、うぐぅぅ……ぐううううぅう!)
 チロチロと舌を動かし汚汁を舐めとる。愛する少年のオシッコを味覚全体で味わう。鼻が潰れるほど便器に押し付け、発狂しそうな臭気を吸い込む。
「ちゅっ、んくっ、あうむぅぅ……」
「クフフ、いい姿だね。便器のお味は気にいってもらえたかな?」
「う、うるひゃい……ぺろ、んちゅる、じゅりゅ……ちゅはぁ……」
 トイレブラシの真似事をしながら汚れをこそげ落とす。艶やかな黒髪に唾棄すべき臭気を染み込ませながら。
「ぺろ、ぺろぺろ……うぇぇんぐぅぅ……ちゅは、はぁあ……えぐぅうう……」
「右手がお留守だよ。ほら、チンポもシコシコしないと」
(そうだ、おチンポ……しごかないと) 
 そっと指を当てフタナリ陰茎に触れる。汚辱行為で恥ずかし気もなく勃起した肉竿は、火かき棒のように熱せられていた。
(熱い……こんなに興奮しているのか……)
 身体の一部だと思えない滾りに困惑する。わずかな逡巡のあと、白魚のような指から粘着音が奏でられた。
 しゅこっ♥ しゅこ♥ こしゅこしゅ♥
「んっ、うう、ふうううう……んぶぅ」
 皮をむかれた亀頭は桜色で、チェリーに似た瑞々しさだ。初々しい肉傘は変態的な状況に順応し、萎えるどころかさらにカリ首を尖らせていた。
「ぺちょ、んくっ、ちゅむふぁあああぁあ……」
「黙っていてもつまらないし、実況でもしてよ。キミが今やっている変態プレイをね」
「ちゅぶ、はう……ちゅうう、あ、あぁ……」
 徹底的に心をへし折ろうとする蛙坂。流華は自らの言葉で被虐の泥濘に沈む。
「ちゅっぷっ、むくぅ。わたしは……建宮流華はただいま便器舐めオナニーの真っ最中だ……んっはぁあああん!」
「良平くんの小便は美味しいかい?」
「くちゅっ、ぺろ……とっても美味しいぞ。苦くてぇしょっぱくて……く、クセになってしまいそうだ」
「溜まった汚れや黄ばみはどうかな?」
「こちらもいいぞ。はぁむ、顔も知らない男子のオシッコ黄ばみ……かぐわしい。くんっ、スンスン。スンスンスン」
 ヒクヒクと鼻を動かし悪臭を嗅ぐ。屈辱に耐え、蛙坂に都合のよい言葉を吐く。
「チンポからもいやらしい音がするよ。よほどオナニーが気にいったみたいだね」
「んくっ、そうだオナニー気持ちいい……おチンチンこするのイイ……んむ、ちゅはああぁ」
「その調子だと家でもしているよね。何回かな?」
「え……んむぅぅ、そ、それは……」
 あの夜、肉棒を植え付けられた流華は常に射精の欲求に苛まれ続けていた。
 しかし、いまだ一度も自分の意志で自慰をしたことはない。装刃戦姫としての誇りが常人では耐えがたい疼きに抗うことに成功していた
「答えてね。何回?」
「に、二回だ……朝と夜に二回している」
「本当に? 嘘ついてない?」
「本当だ! トイレやお風呂場でシコシコしている。むぶっ、ふはぁっ……包茎おチンポが恥垢まみれだから……むいてお手入れしないといけないんだ……」
「やっぱりオカズは良平くんなの? 彼氏のことでシコッてるのかな?」
「そうだ、りょ、良平だ。良平の裸を想像して……お、おチンポしごいている! 顔にぶっかけたらどうなるかとか、チンチン同士でキスとか、いやらしい妄想ばかりしているんだ!」
「そうなんだ。彼が知ったらどう思うだろうね」
「やめろ! 言うな! バレたら軽蔑されてしまう……おチンポコキ大好きの変態だと思われてしまう……ぺちゅ、ちゅく、りゅんっ……!」

 
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