TOP >> 二次元ドリームマガジン93 >立ち読み「魔法少女ミスティックプリム  〜清純乙女は淫紋に堕とされる〜」
 
立ち読みページ
 
魔法少女ミスティックプリム
〜清純乙女は淫紋に堕とされる〜

小説:天草白 挿絵:かゆみ止め
 

 もう駄目、また魔物たちに犯されながらイカされてしまう──甘美な絶望が込み上げた瞬間、頭の芯で白熱の輝きが弾けた。
「あぐっ、うぅぅ、ひあぁ、ぉぉぉんっ! イク、もうイクッ! 私、わたひぃ、魔物なんかに犯されながら、イッちゃいますぅぅぅぅぅっ!」
 喉を震わせて絶叫しながら、魔法少女の衣装をまとった肢体を震わせる。尾てい骨から脳天までを甘い稲妻が貫いていく。
 プリムがおぞましい魔物を相手に味わわされた、生まれて初めてのエクスタシーだ。
「はあ、はあ、はあ……こ、これ以上、いやらしいこと、するの……あう、ぅぅ、や、やめて……ぇ……っ」
 プリムは絶頂で息も絶え絶えながらも、最後の意志力を振り絞り、拒絶の言葉を叫んだ。
 下腹部の淫紋がそんな魔法少女の克己を淫心で塗りつぶそうと、より輝きを増す。
「くはぁっ! あぁう! んんっ!」
 全身を甘酸っぱく妖しい官能の波がさらう。理性を捨てて快楽に身を委ねよ、と告げられているようだ。
「私は……負けませんわっ! こんな呪いなんかに……っ! くふ、ぅぅ、んん、はぁぁ、ぉぉ、んっ!」
 四つん這いに突っ伏し、アクメの吐息をもらしつつも、プリムはなお毅然とした心を保とうとする。
「おいおいアヘ顔で叫んでも説得力がないぜ? じゃあ、どこまで耐えられるか試してやるよっ!」
 這いつくばったままの魔法少女の背後に回りこんだ魔物が、白桃のようなヒップを抱えこんだ。
 尻を覆う布地が破り去られる。熱く火照った切っ先が、剥き出しになった尻の谷間に押しつけられた。
「えっ!? ま、待ってくださいませ……ぇっ! そこはお尻、ぃ……っ!?」
 ゾッとして振り返ったプリムの視界に、魚のような頭部を持つ半魚人めいた魔物の笑みが映った。

 
前のページに戻る