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黒き猛犬レイファング 美脚に踏み躙られるヒーロー
小説:千夜詠 挿絵:ねむ
 

「んふふ、これじゃあ、別のヒーローね。何て言ったかしら? あはは、興奮しちゃって……変態」
「こ、興奮なんてしていない」
「じゃあ、これは何なのかしら?」
 ブーツの先で、肉棒を突かれた。そこに漏れ出たカウパーが滴り、靴先を汚していく。
「う……、やめ……ろ」
「正義のヒーローが悪の女幹部にパンツの匂いを嗅がされて、屈辱? いいえ、むしろ興奮ですかぁ。しておいて何だけど、流石にドン引き。ほうら、お前の童貞チンポ、悦んで、はしゃいで、ビクビクしてるじゃない」
 顔を真っ赤にさせながら、つい、逸物を嬲ってくる彼女の脚を見詰めてしまう。
「ど、童貞って……」
「凪沙から聞いてるわよ。お前、女の子と付き合った事ないんでしょ?」
「そ、それがどうした……」
「どうせ一人でシコシコ慰めている童貞なんでしょう? そのショーツをおかずにしてもいいのよ」
「ふざけるな! そんな事するわけないだろう」
 ダークネイルは恍惚とした表情を見せる。
「いいわ、とってもいいわ。正直に告白したご褒美をあげる」
 ポンと雷雅の体が押され、椅子ごと後ろに倒されてしまった。
「いっ……つう……」
「鍛えてるんだから、このくらい何でもないでしょ。それじゃあ……」
 拘束された膝の間、椅子の座枠にダークネイルは座り込む。
 見下ろされる形になったが、気になってしまうのは剥き出しの鼠蹊部。むんっと熱く湿地帯のようなそこが、強烈に視線を誘導させてきた。
 ブーツを脱ぎ捨てるダークネイル。バランスよく肉付き、しなやかな気品を感じさせる脚の全容を見せられると、今度はそちに瞳が吸い寄せられてしまう。
「お前、脚フェチでしょ」
「ち、違う……、そんな事……」
「いつも、私の脚、舐め回すように見ていたじゃない。ほら、こうされると……」
 ブーツの中で温められていた蒸れた生足が、肉棒を挟み込んできた。
 ──うわぁ、何だ、この柔らかさは……、ぬくぬくして、ああ、ダークネイルの足が、お、俺のを……。
 角質の微かなザラつきも、適度な刺激になって、男の一番敏感な部分を圧迫してくる。
 それだけじゃない。両脚で男根を左右から圧す為に、股間が大きく広げられていた。くぱぁっと肉土手の卑猥な亀裂が開き、間にあった肉芽が包皮を剥いて突起している様子さえ確認できてしまう。
「こ、こんな事……もう、止めてくれ、ユウリさん。君がこんな事をしていると凪沙が知ったら──」
「情に訴える作戦? 自分の心配をしたらどう? 悪の女幹部に足蹴にされて、興奮している変態脚フェチヒーローが、自分の兄だと凪沙が知ったら、どう思うのかしら」
 想像してしまった途端、ビクンと肉棒が痙攣を起こした。
「あはは、妹に変態趣味がバレた時の事を考えて、感じちゃった? とんでもないマゾのうえに、歪んだシスコンぶりじゃない。ねえ、もしかして、凪沙に蔑んだ目で見られたいの?」
 流石に妹の事を言われては怒りが込み上げてくる。
「き、貴様……」
「反抗的な目ね。こうされても、その目が続けられるかしら」
 彼女の両脚が上下に動かされ、揺さぶられる肉棒に性的な刺激が注ぎ込まれてきた。

 
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