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欲望特急
スレイブパーサー搾精捜査

小説:冬野ひつじ 挿絵:sasana
 

「フフッ……触っただけでも分かるぞ……ぴっちり閉じた初物マンコだな」
「ひ……ッ!?」
 全身に鳥肌がぶわりと立ち、悲鳴が出そうになる。
 思わず小さく頭を振るが、男は気にするどころか余計に調子付いて卑猥な囁きを吹き込んで来る。
「どうした? 別行動したいって言ったんだからこういう事になるのは分かってたんだろう?」
「あ、は……い……その通り、です……」
 ふと視線を感じて顔を上げると、隣に立つカップルがこちらに不審そうな視線を向けている。
(え……見られてる……!?)
 その間にも、黒岩の手はジャケットの中に潜り込み、ブラジャーごと乳房を揉み始めた。
「ん……うふぅ……ッ……」
 乳房を強く揉まれ、息を詰めてしまう。
「オレに犯されるために、この下着を選んで来てくれたのかな? じゃあ、そんなに簡単に脱がしちゃもったいない……まずはこのままじっくり感じさせてやろう」
(そんなのいいから……ッ、もう、これ以上私の身体で遊ぶな……ッ……!)
「んはぁッ、ひゃぅ……!?」
 乳首を二本の指の間でグニグニと挟まれて、反射的に頭が仰け反ってしまう。
(くッ、いい気になって……ッ!)
 指の感触から気を逸らしたくても、男の胸の中で蜘蛛の糸に搦め捕られでもしたかのように、身動きが取れなくなっていた。
(コイツ、いつもこんな風にして女の子を……?)
「……乳首、勃ってきたぞ」
 耳打ちされ、頬がカァッと熱くなる。
「マンコの方もだいぶ出来上がってきてるんじゃないか?」
 姫割れを指で弄り回されるうち、小さな水音が立ち始めていた。
(違う……勘違いしないで……これは、ただの生理現象なんだから……調子に乗らないでよ……ッ!)
「ほぉら、いいニオイがして来た……分かるか?」
 言葉で辱めながら、黒岩は乳首への刺激を続ける。哀れなパーサーは悩ましく身体をよじるが、男の腕から抜け出す事は許されない。

 
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