雄の精気に反応したのか、勃起した乳首の周囲の乳輪までもが充血し、色づいていく。エルフとは思えない淫らな眺めだった。
両手で乳房を寄せながら、顔を覗かせる亀頭部に躊躇いもなく口づけると仇敵がいやらしく笑う。
「お前はただの肉奴隷だ。なあ?」
「はひぃ。ろ、ろれいれふぅ」
肉竿にチロチロと舌を這わせながら答える。弾かれた乳首に被虐の電流が走り、熱い男根に思わずこすりつけてしまうのが惨めだ。
エルフの誇りとも言える額冠は奴隷の首輪にされ、淫紋まで復活した自分は男たちに奉仕し続ける。心の底まで奴隷の刻印が侵していくのを感じながら、それでもアイラは抵抗する
二つの乳房で包み込むようにしながら憎い男の象徴を舐めしゃぶる屈辱に、透き通るように白い肌が、けぶるような目元までも赤く染まっていた。
(我慢よ。我慢しなさい、アイラ……)
首輪の碧の宝石が悲しげに光を放つ。せめて、あの娘たちだけでも解放しなければの一心だ。
「相変わらず上手じゃねえか」
銀色に輝く長い髪を鷲掴みにしながら、ウェーゴが笑う。時折鞭の先で乳房をつつかれるだけでヒクヒクと女体が震えるのを楽しみながら、エルフ女の口腔と舌のザラツキと、ねっとりとした唇の感触を亀頭粘膜で楽しむ。
あれほど憎み、怒り、復讐を誓った男たちに屈する汚辱が未だ残る戦士の心をむち打ち、悲憤の血を流させる。
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