強く笛を吹いたような嬌声が、世界を救った魔法少女から放たれた。指先で摘むほどの小さな突起に十数本もの先端が上下左右に前からと次々とつつきだし、一秒間に何度も弾かれた。
喜悦の雷球が機関砲の如く連射され、心臓が無数に穿たれる。心筋が痙攣して強烈な収縮で血流を爆発的に加速させる。全身の血管を血球に高速で梳られる刺激で、脳が混乱して快楽物質が大量に噴出した。
「あひゃあああっ! ああっ! ひあああうううっ! ち、乳首ぃ、乳首強っ、ひゃおあああっ!」
無数の指に扱かれ、柔らかな歯の円環に咀嚼され、しなやかな鞭に弾かれる。本来なら起こりえない刺激ゆえに処理すべき機能を生命は有しない。当然耐えるべき方法など知る由もなかった。
はしたなく舌を出しては涎を溢れさせ、何度も何度も背を反らして悶え泣く。両の乳房を突き上げるような動きは、雄への屈服のもう一つの形。
輪郭から乳肉へ、そして先端へ。漣のように押し寄せては粘液を刷り込み、凹凸で擦り、先端で抉っていく。巧みな触手の手数の前に、初心な少女はただ翻弄され、全身の力が抜けていく。抵抗しようにも足腰は完全に立たず思考もぼやけ、ただ肉体の刺激に反応するだけだった。
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