(わ、私は犯されてっ──こんな人間に穢されて、女神の操を失ってっ……!!)
その後のことは、思い出すだけで身を引き裂かれる思いがする。しかし拓男の“力”により、強制的に頭の中で再生される。
泣き叫ぶ戦女神である自分は、人間の男に力で制圧された。
口づけを受け、舌を絡められ、吐き気を催す唾液を絶え間なく喉へ注ぎ込まれた。
その間にも防具はたやすくはだけられ、まだどの異性神にも触られたことのなかった体を荒々しく撫で回されては抱き締められ──そしてついに、怒張して透明な粘液を垂らす男の性器を、生まれて初めて見せつけられる。それは今、ギロチンにかけられた自分の目の前にあるのと同じもの──
(ああ、これにっ……これに私は貫かれっ──お、犯されて、あんなに叫んでしまってぇッ………!?)
真に愛する者のみに許すべき行為を、抵抗むなしく強要される。秘部を肉棒で貫かれ、目を見開き口を開いて絶叫する自分の姿を、リフィーナは“力”によって見せられていた。
そして響く──犯される自分の発する恥ずかしい声が。得体の知れない「気持ちよさ」としか言いようのない感覚に全身を蝕まれ、揺さぶられ、まるで悦んででもいるかのようにさえ聞こえる、あの信じられない自分の声が。
「ねぇ、レネディアたんの言うとおりじゃない? キミの顔、何だかちょっと蕩けてきてるよ? 顔とカラダは正直だよねぇ──ボクに処女喪失させられたことそんなに思い出に残ってるんだ? 思い出したら欲しくてたまらなくなってくるんだよねぇぇ?」
「バっ、バカなっ──バカなことを言わないでっ……! そんなこと、あるわけないっ……戦女神の私に、そんなこと絶対あり得ないぃぃッ───!!」
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