そのとき、硬く張り詰めた切っ先が、精液をこぼし続ける膣孔に栓をするように押し当てられた。また犯されるのだろうか──もはや抵抗できない状態で、それでも絶望感に身をこわばらせた瞬間、
「ふあぁっ!? あぎぃ、ん、くあぁぉ、んぁっ!」
怒張した器官が濡れた粘膜を割り裂きながら押し入ってきた。一度貫通されているだけに、処女を失ったときほどの痛みは感じない。
むしろブレンドされた体液で内部が潤っているため、スムーズな挿入で一気に奥まで突き入れられてしまう。
「くくく、二度目とはいえ、さすがにキツキツだなぁ。おまけに襞がひくついて、締めつけてきやがる。正義のヒロインは名器の持ち主だったわけか」
深々と挿入したまま腰の動きを止め、オークエデンが勝ち誇った。すぐに暴虐な抜き差しが始まるのかと身構えるが、怪人は一向にピストンを始めようとしない。
そのせいで、根元まで嵌まった剛直の熱さや長さ、太さをはっきり感じ取ることができた。
子宮口にぴったりと密着している亀頭部は鉄のように硬い。鈴口から間断なくもれてくるトロトロの我慢汁で濡れた感触がする。
巨大なキノコのように張り出した雁が狭苦しい膣壁を内部からはち切れんばかりに押し広げていた。野太い血管がのたくる竿はごつごつとしていて、蠢く膣襞に隙間なく嵌まり、フィットしている。
(すごい、私の中……完全に埋められてる……)
あらためて味わわされた男根の挿入感に、桃香は息もつけない。内臓が口から飛び出しそうだ。
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