「くくく、催眠が完全ではないようだが、どうにか戦闘員たちを視覚誤認させられたようだな」
老科学者がほくそ笑みながらつぶやいた言葉の意味は、フレアには分からなかった。
「フェラチオで口が塞がっているなら、手でしてやればいいだろう。お前たち、早くペニスを出すんだ。フェアリーフレアが手コキをしてくれるぞ」
おおっ、と好色そうなどよめきが起こった。助手たちが一斉にタイツの下部分を脱ぎ去って、下半身を丸出しにする。
「きゃぁっ!? こんなにいっぱい……男の人の、アレが……やだ、ぁ、すごい匂い……ふあぁ、ん!」
赤黒い鎌首をもたげた隆々たる肉棒がフレアを取り囲んだ。ムアッとした汗臭さや刺激的な尿臭が入り混じり、むせ返るような強烈な性臭となって立ち込める。
老科学者の左右に助手が一人ずつ立ち、男根を近づけてきた。
「手コキ……? 手でする、っていうこと……?」
性経験のない少女にとって、もちろん手コキなど初めてのことだ。フレアはおそるおそる手を伸ばし、左右のペニスをそれぞれつかんだ。
(こんな感じ……かな?)
剥き出しの指や赤いアームスリーブに覆われた手のひら越しに、鉄のような硬くなった肉の感触と熱い火照りを同時に感じる。
「う、おおっ、なんて柔らかい手だ……!」
「変身ヒロインの手コキ、たまらねぇな……!」
左右の男たちが同時に歓声を上げた。手の中で硬い肉棒がびくんと震える。
先端部からトロトロの我慢汁がもれてきた。ほっそりとした指先から赤いスリーブに覆われた手の甲や手首の付近にまで伝い、スリーブの布地に汚らしい染みができていく。
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