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高貴なる魔女クラウゼア
淫堕の異端審問

小説:大熊狸喜 挿絵:しゅんぞう
 

「こ、こんなああぁぁっ!」
 ドクンっドクンっドクンっ!
 異性の指の強さと堅さを体験させられて、清楚な意識が、汚辱感に踏みにじられる。
 同時に、双乳から自発的に湧き起こされる強い性熱と甘い痺れに、心臓から背筋を貫かれてしまう。
 脊髄から脳と下半身へと、一方的で侵略的な、男性の存在感が教え込まれてゆく。
 自分の身体が、望まない異性によって性に目覚めさせられて、男性を教えられてゆくのが、解ってしまうのだ。
「こ、こんな事ほっ──あああっ──ぃやですうううぅぅぅっ!」
 このままでは、乙女の身体も意識も全て、グルーク王子の肉として、躾けられてしまうだろう。
 それは、ただの恐怖でしかない。
 そんなクラウゼアの意志など、好色王子は完全に無視。
 司祭が頷いて了解を示すと、魔女の女体は好色王子の手によって、強くまさぐられ始めた。
 左右から若くて大きな掌で、隠された爆乳を揉み上げられる。
 ──むニゆりュり、たプりュもミゅたプる。
「っいやはああっ──ぃやですふうううっ──ぁはあっ──むへっ、ゃめへっ、くらさいいいいっ!」
「ふひひひひ、流石はクラウゼアだなぁ。想像以上の揉み心地だぞぉ!」
 全ては、媚薬を女体の肌に浸透させる為だ。
「おっ、おやめくださっ──ひいぃぃっ!」
 尊敬の「そ」の字も無い人物に胸を触られると、背筋から全身までもが、ゾっとおぞけ立った。
 なのに、乳房の神経は甘くて深い性感にトロけ、胸から上半身、下半身、更に手足の先にまで、震えるような性の融解感を伝えてくる。
「はああぁぁああっ──や、やめて…くださひいぃぃっ…っ!」
 魔女の哀願は、逆に王子を、勝利者の気分に浸らせてしまう。
「これはぁっ、悪魔と通じたお前をっ、正しい道へと戻してあげる為なんだぞぉ! クラウゼアあぁっ、ふひひひひっ!」

 
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