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爆乳バニー宇佐美マリア
美艶探偵の怪淫事件簿

小説:山本沙姫 挿絵:こうきくう
 

「ふふふふ、あなたにも差し上げますよ。わたしの子種を」
 眼下で初々しい肉体を蹂躙される黒髪の令嬢に気を取られているうちに、引き裂かれんばかりに両足を広げられたマリアの股間を、肉欲の塊が襲う。
 グリッグニッグニニニニッ!
 さらに双曲の谷間へも軟体は滑り込み、固く閉ざされた菊門を抉じ開けてきた。
「ぎひぃっ! そ、そんなところにまで……かはぁぁっ!」
 産道と直腸を同時に貫き暴れる二本の男根が、恥辱で薄紅色に染まる爆乳バニーガールを体内から激しく責めまくる。
 ズブッズブブブブフッッッッ……。
「ひっ、ひぃっ! あぁぅっ!」
 強引に押し広げられた股間の秘園からは、鈍い痛みとともに敏感な肉襞を擦る甘美な刺激が背筋から全身に向けて駆け抜け。
 ブピップピフックジュクチュッ……。
 焼け火箸を突き込まれたような熱さを感じる肛門は、放屁に似た甲高い音色を奏でる。
「い、いやぁっ! こんなの聞かないであぐぅっ!」
「少し五月蠅いな。どれ、静かにしてもらおう」
 顔から火を噴いて泣き叫ぶ恥ずかしがり屋のバニーガールの口が、激しく脈動する軟体でふさがれた。口腔内に生臭い腐臭を撒き散らして。
 ブリュッネブッブチュッグチュッ……。
「ふひんっ、むぐんっ、んっんっんっんっ……」
 肉のトンネルを押し広げでピストン運動を繰り返す極太の軟体は徐々にスピードを上げ、豊満バニー娘の体内をかき回す。
(なんなの、この妙な、感じ……)
 二つの肉穴の入り口から奥底まで、奇妙なむず痒さがジワジワと広がり、胸の鼓動が天井知らずに高まっていく。
 まるで、飲み込まれるのが危険な刺激を、さらに求めるかのように。
(さっさと超音波探査機を作動させていれば、こんなことには……)
「ぐうっっ、キミはなかなかよい穴を持っているな。締め付けといい、中の肉襞の貼り付き具合といい、実にいい感触、だ……くっ、も、もう出る……」
 遊技場の入り口で油断したことを悔やんでいると、不意にロン毛の触手男が掠れた声で呼びかけてくる。
「んぐはっ! だっ、だめぇっ!」
 いよいよ突き付けられた受精告知にマリアは恐れおののき、長い金髪が乱れるほど頭を激しく左右に振って食道まで入りかけていた触手を引き抜く。
 ブビビビビチュルルルル─────ッッッ!
 だがその瞬間、肉付きのいいバニーガールに纏わり付いた触手の先端から、一斉に生臭い白濁液が噴き出した。
「は、はひぃぃぃぃっっっっ!」

 
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