「これはもう……し、失格なんだな」
残酷な言葉をコスタルが口にした。
「し……失格? ど、どういう意味だ? あ、焦る必要はないだろ? オレは……ロブに抱かれさえすれば子を成すことができるんだぞ!」
「そ、それはそうなんだな。でも……こんな情けない男の子じゃ役に立てないんだな。ば……バガルド様のご注文は強い亜人の子……。誰の種でもいいというわけじゃないんだなぁ。だから……」
コスタルの視線が痛々しい程に肉棒を隆起させた兵士へと向けられる。
「イエッサ〜!!」
これに、待ってましたとばかりに兵は答えると、肉槍の先端部をアルトへと向けてきた。
「なっ! や……やめろ! それを……それをオレに向けるな! オレを抱いていいのはロブだけだ!!」
「……だとよ。ほら、姉御がお前を求めてるぞ。お前も男なら恋人の願いに答えてやれよ」
ゲラゲラと兵士がロブを笑う。
「あ、待って! 待って! すぐ……すぐだから! だから待って!!」
今にも泣き出しそうな表情をロブは浮かべながら、必死な様子で何度も何度も何度も何度も、肉棒を扱いて扱いて扱きまくった。
が、駄目。
緊張の為だろうか? 何度してもロブの肉棒が屹立することはなかった。
「残念だったな坊や。どうやら……お前は姉御と結ばれることはできない運命らしい」
「やっ! く、来るな! オレに近寄るなぁっ!!」
兵士が自分に近づいてくる。それが恐ろしい。だが、逃げることはできない。ただ拒絶の悲鳴を漏らすことしか、アルトにできることはなかった。
「やめろ! アルトねぇに近づくなぁっ!!」
悲鳴の様な絶叫を響かせると共に、アルトに近づく兵にロブが飛びかかる。
「邪魔だ」
「あぐあぁああっ!」
しかし、兵士が腕を振るうとそれだけで、ロブは吹き飛ばされてしまう。牛舎の壁に激突し、そのまま蹲ってしまった。
「ろ……ロブ! ロブっ! 貴様! 貴様ぁっ!」
「すみません姉御。ですが、姉御にあんな男は相応しくない。姉御を孕ませるのは俺です。それを教えてあげますよ。あんな情けない奴より、俺の方が男として数段優れているということを、姉御の身体に直接刻んであげます!」
ぐちゅううっ!
言葉と共に兵士は再び肉先を膣口に容赦なく押しつけてきた。
「くひんっ! あ……や、やめろ! 駄目だ。それは……それは駄目だ。オレはロブのことを愛しているんだ。だから……だから……」
「すぐ……忘れさせてあげます」
聞く耳など持ってはくれない。
そして──
ブヂッ! ブヂブヂブヂイイイッ!
「ひっぎ! ふぎっ! んぎひぃいいいっ!!」
容赦なく肉棒が挿入された。膣奥まで肉槍が容赦なく突き込まれる。
「あああ! は、挿入って来る! んっぎ! はぎぃいい! オレの……オレの膣中に……こんな……ロブの……ロブ以外の男のものが挿入ってくるぅうう! んぎっ! ひぎぃいいいっ!!」 |