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流浪の踊り子ヴァネッサ
人外ペニスに嬲られる孕み舞

小説:桜空  挿絵:sa_ku
 

「おほおおおおぉおッおおお! もう入らない、入らないいいいい」
 最初の化物からどれだけ経ったのか、時間も感覚も分からないが、入れ代わり立ち代わり犯され続ける。
 隣の女性がよがっている理由が今なら分かる。四六時中これだけ犯され続ければ狂うというもの。
 それでも、ヴァネッサは強靭な意志で精神だけは抗っていた。
(だめえ、快楽に流されては、狂ってしまう。耐えるのよ、耐えてぇ、赤ちゃんも孕まないんだから)
 人間とは異なり、大きさが違うというだけではなく、形や特徴が異なるので、犯された数だけ、その種族特有の快楽を植えつけられるのだ。
「俺の子どもを孕むんだぞ、牝豚!」
「ひぐううううううう! またあっついザーメンくるう」
(やめて、もう入らないわよぉ)
 最奥に注ぎ込まれるが、すでに孕んだかの如く精液でお腹が膨れていた。
「ギシャアアアアアアア!」
 今度の魔物は喋れないくらい低能なのか、奇声を上げて突き込んできた。
 柔らかな媚肉をゴリッと強く抉る太さと、コリコリ大小様々な疣が肉壁を三六十度擦りつける。
 どれだけ犯されても締めつけの弛まないヴァギナを、疣つきの極太男根が抉る。
「はっひいイいいいいぃいぃん! コリコリしてるのに、太いのっこれおかしい。だめっひゃくぅ」
 普段よりも一オクターブ高い嬌声を張り上げ、幾度となく押し上げられた絶頂へまた近づく。
 ゴツンと子宮口を穿つ亀頭、と同時にGスポットを疣に摩擦された。
「ほぎ、ほぎイ。だめ、そこ弱いの、同時にしちゃらめえ」
 喜悦に感じ入り、涎が地面に向かってつ〜と糸を引き、ぼたりと落ちた。
 瞳には涙が溜まり、今にも溢れそう。まだ快楽に屈していないつもりだが、表情は浅ましい牝のソレだった。
 抜けていくたびに、べったりと張りついた襞が肉棒に縋りつき、恋人のように甘えて離れない。
 すらりと長い美脚の、太腿から足首まで、どろ〜ぉと汚液の筋ができていた。青臭くイカ臭い精臭に、初めこそ嘔吐感に苛まれたが、今では気にならなくなっていた。
「んおあ、ひぐぅん! だめいぎぎ気持ち、ぃぃ。はうう……ああっそこもう突かないでえ」
「ギシャアアアアアアアアアア!」
 男根がいきなり膨れたかと思うと、びゅくっびゅぶぶぶぶ! 凍てつくザーメンを膣内にぶちまけられた。
 氷のように冷たいスペルマが、焼けついた花弁を冷やす。
化物本体は臭いのに、精液は蜜と勘違いするほどに芳醇で香り立つ。まるで毒じゃない、身体にいいものなんだと錯覚させるみたいに。
「ひあっ冷たい!? だめイク。イかない。イかないイかないいイいいい!」
(もう、イきたくない、これ以上おかしくなりたくないッ)
 どれだけ拒もうと、固定された家畜に拒否権はない。
 新たに大量の汚液を追加され、姿も分からない、言葉も話せない下級の魔族にイかされた。
 だがそれでもまだ終わらない。

 
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