グリッッ! ズリュゥゥゥゥッ!!
「ほへっぇぁぁあっっっっ! クリがすごっっ、感じすぎるぅぅうっ!!」
それまでわずかに淫核を覆っていた包皮が、完全に剥き出しになり、もう二度と戻らないよう固定される。
しかも指輪には性感を数十倍にまで高める呪術がかけられていたらしく、藤香はわずかな空気の揺らぎがクリトリスに触れるだけで感じてしまう。
いやらしいがに股のまま、背筋をギュンッとのけぞせて、頭頂部を畳に押し付けながら軽く絶頂する姿は、すでに淫らな牝豚、それ以下の淫乱妖狐へと成り下がっていた。
「おっ、おおぉっ! へひゃぁぁっっ!」
「最凶と恐れられた妖狐が惨めなものだなぁ。……よかったな綾辻の。お前の“愛情”で、“私の”藤香はすこぶる悦んでいるぞ、くくく」
法限の言葉に章伯は言い返すこともできず、指輪をクリトリスにはめられ、ドレス姿のまま悶えなく藤香を、未練がつまった瞳で見つめていた。
「とうか……、あぁ、とうか……とうかぁ……っ」
その手は、常人よりはるかに大きい……しかし、女を狂わすためだけに存在する法限の魔根には到底及ばない勃起ペニスを握り、一心不乱に扱いていた。
憎い男に奪われながらも、かつてないエロティックな姿を晒す藤香に、章伯は我知らず興奮していた。
結婚まで誓った魅力的な女性が、別の男が着せたウェディングドレス姿で悦んでいる姿に、倒錯した劣情を見出していた。
(あはぁっ、章伯ぁ……ごめんなさいねっ。私の淫乱マンコ、もうあなたのチンポを咥えてあげられないのぉっ)
この婚約指輪をもっと早く渡してくれていたら……。そんな考えもよぎらないではない。しかし、もう何もかも遅いのだ。
(私、もう教え込まれちゃったぁぁっ。章伯のチンポじゃ、私はもう満足できないわ。私のオマンコをたまらなくさせてくれるのはもう、あの人だけなのよ!)
藤香は章伯に謝罪しながらも、心の奥ではまったく別の人物のことを思い浮かべていた。
「んほぉおおっ、イクゥウッ! 法限様ぁっっ、藤香はクリだけでイっちゃいそうですぅっ! お願いです、早くチンポをぉぉっ! そのデカマラを卑しい女狐にお与えくださいぃぃぃっ!!」
全身の毛穴から淫らな発情汗を垂れ流しながら、藤香は、これまでの気位の高さからは信じられない言葉を口にして、かつての仇敵にいやらしく媚びをふった。
「うふふ、章伯ぁ。そこで見てなさい。私が、あなたのチンポじゃなく、法限様のチンポに種付けされるところを、しっかりとねぇ」 |