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軍属麗奴ツバキ 淫れ散る三戦華
小説:高岡智空 挿絵:からすま弐式
 

「んぐぶっっっ、おぐぅっ、んぉぉぉぉっ……」
 昂った男たちが腰を叩きつけ、少女は喉奥まで肉棒に抉られ、嘔吐かされる。けれど敏感な唇は熱い滾りに触れると、甘い感覚を生んで下腹部に熱を広げ、堪えようのない快感を覚えてしまうのだ。
(はっ、ひゅっっ……こほっ、こぉん、らぁぁ……んちゅ、じゅるぅぅぅ……あ、あはまぁ……ひかひか、ひゅる……ひびれ、ひゃうぅぅ……)
 口内に含んだ肉棒が激しく脈打ち、膨らんで、牡欲の破裂を感じさせる。そうすると自然に舌腹が広がり、剛直の裏筋にベットリと張りついて、尿道からの迸りを待ち侘びていた。熱さに舌が疼き、股間が潤んでどうしようもない。気がつくと太ももも、ニーソックスを穿いた脚も、穿いたスカートを下敷きにする桃尻も、すべてが己のもらしだした愛液でグチョグチョになり、卑猥な匂いが漂っていた。
 ──ブピュルッッ、ビュルルッッ、ビクンッ!
 やがて男が達し、おぞましいほど大量の精液が吐きだされ、口内を侵略してゆく。口に広がる苦味のある青臭い味、そして鼻腔に込み上げる、こびりつくような生臭さ。すべてが不快でたまらないのに、身体は心と裏腹に、感極まった反応を見せる。
「んはぁぁっ、ふぁぐっ、ふぁぁぁぁ……」
 男の指に舌を摘まれ、引っ張りだされたその上に、扱きだされた精液をブチ撒けられる。舌が灼けるような熱さに包まれ、苦味に──そして狂おしいほどの快感に、ジンと痺れさせられていた。精液の味に下腹部は先ほど以上に熱く火照り、オシッコをもらしたかと錯覚するほどに牝汁がもれてゆく。穿かされたショーツの奥で秘唇は大口を開いて緩みきり、湿った布地にその卑猥な形を浮かび上がらせ、パクパクと下着を咀嚼するようにヒクついていた。

「なっ……ぐっっ、くぅぅぅっっ!」
 意味としては理解していた、だが認識は甘すぎた。女性がドリオに囚われるということ、その現実を目にし、思考は完全に凍りつく。それは想像を絶する、人としての尊厳さえ打ち砕く行為だった。
(これ、が……女としての、屈服だとっ……辱めだと、いうのかっ……これが、ドリオッッ……)
 通気口の隙間から覗き込んだ室内、その淫惨な光景に凄まじい怒気が込み上げる。歯軋りの隙間に唇を食み、食い千切れた粘膜から血の筋が流れた。
(サイネリアっ……リリィっ……くっっっ……そぉぉぉっっっ! こんなっ、こんなことがっっ!!)

 
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