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呪詛喰らい師3
小説:蒼井村正 挿絵:或十せねか
 

「おい姉ちゃん、早く脱げよ!」
「勿体ぶらずにオッパイとオマンコ見せろ!」
 舞台上で固まっている咲妃に焦れた男たちが、野卑な声を上げた。
「焦るなッ! 私にも心の準備が……」
「早く始めないと、そいつらに憑依させた妖銀貨が暴走するかもしれないぞ」
 柄にもなく恥じらう神伽の巫女に、ミュスカが追い打ちの声をかけてくる。
「判ってる! お前たち……わっ、私の色香で弾けさせてやるぞ!」
 舞台の上で膝立ちになった咲妃は、恥じらいと色香の入り交じった視線を観客たちに投げかけながら、シャツのボタンを一つずつ外してゆく。
 シャツの前が大きくはだけられ、深紅の革帯ボンデージに緊縛された半裸身があらわになると、その場にいたほぼ全員が、ゴクリ、と喉を鳴らす。
「うほぉ、清楚な学生服の下はSMコス着てるなんて、実はとんでもない淫乱美少女か!?」
「学生のくせに、すげぇ恰好してるじゃねえか。いいぞ、もっとエロエロに身体をくねらせろ!」
 舞台上に身を乗り出したサラリーマン連中がはやし立て、口笛と拍手が鳴り響く。
(この男たち、完全に操られているわけではない。普段抑圧されている性衝動が、妖銀貨の影響で増幅されているのか……スケベどもめ!)
「勿体ぶらずにスカートも脱げよ!」
「く……判った……脱いでやるさ」
 まろやかなヒップラインを、脱ぎ落とされたスカートがスルリと滑って膝元にわだかまると、声にならぬどよめきが沸き起こる。
 ムッチリと肉感的な太腿から段差無しに続く美尻の谷間には深紅の革帯が深々と食い込み、フェティッシュな色香をムンムンと匂い立たせている。
 尻の豊かさとは対照的に、ウエストは細く引き締まり、へそのくぼみもエロチックな腹部には、ほどよく鍛えられた腹筋の輪郭が浮き出して、尻に負けぬボリュームを誇示する爆乳に向かって、完璧なくびれを描いていた。
(く……はやし立てられるのも不快だが、黙って凝視されると、さらに恥ずかしい……)
 
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