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(あううなにこれ。なんなの……この気持ち)
先ほどパンティで圧迫されたとき感じたものから、痛みを取り除き、キュンとくるウズ痒さだけを残した感覚が、渦巻き始めている。
プールの授業のあと耳に水が詰まって、急に抜けたときの、熱い水気が耳の穴を通るときのような気分が延々と続く感じ。頭がおかしくなりそうだった。耳でなく股の下でトロトロ水気が伝っており、先生はそれを一滴残さず舐めている。
「へへ、乳首が立ってきた♪」
股下から舞いくる淫靡な熱は、乳房でも悪さをする。少女の意思など関係なしに充血し始めた。
いつも子どもっぽく陥没している乳首は、ノーブラとはいえ服の上からでも、ヒク、ヒク、脈拍に乗って痙攣する様が分かるほど勃起していた。
膨らみ全体を揉む手は止めず、人差し指と中指の間でキュッとつまむアキラ。
「ひぁあんっ」
「へへっ、イイ声だすじゃん」
幼い身体が快楽に目覚めだしている。悟った少年たちは、さらに息巻いて挑んでくる。
(あ、ああ、おっぱい恥ずかしい……やっ、お、お尻に、指──)
慎み深い狭蕾を撫でていた俊哉の指が、内側を目指しだした。
「あぶぅっ、ぅっ、ううん、ンふ、んふぅん」
塞がれた唇の奥で激しく喉を鳴らす少女。その吐息は、もう痛みを訴えるものではなかった。 |
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