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サンダークラップス外伝
小説:羽沢向一 挿絵:せんばた楼
 

(いやだ! また母乳まみれになって、肉奴隷になるのは、絶対にいやだっ!)
 脳が燃えるほどの嫌悪を抱きながら、爆乳を凶暴に刺激される快楽を得てしまう。
(くやしいっ! こんな情けない身体に造られたことが、くやしくてたまらない!)
 機械の餌食になり、引きつる美貌と歪んだ乳房を快楽の汗で濡らすフレアとダナを、クリームリーパーがじっとながめる。表情は髑髏面で隠れているが、自分の作品の完成度を確認する芸術家の風情だ。
「いいね。最後の熟成をしようね」
 二人の背後から、新たなマニピュレーターが伸びた。先端は、繊細な毛がびっしりと並ぶブラシになっている。
 四つの勃起乳首にブラシが押しつけられ、クニャリと曲げられた。
「はうっ!」
「あぐっ!」
 乳首の先端から根もとまで、鋭敏な快感神経の凝集部分が、毛の束に執拗にこすりたてられる。
「ひゃゃおおうっ! ダメっ! きっ、きつひい───っ!」
 外からのローラーの強烈な圧迫。内側からの母乳の水圧。加えて、乳首を蹂躙するブラッシング。
 すべてが集まり、爆発的な乳悦の大嵐となって、フレアを打ちのめす。制御できない快感の暴走が、さらに母乳の分泌を大量にうながした。

 
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