「ククク! よく来たなエンシェル・レナ……まぁ寛いでくれよ。何もない場所だけどなハハハハ!」
「……ルシフェル・レナ……!」
わたしの住む世界とは異なる次元世界……ここが、ルシフェル・レナの元いた世界なのでしょうか。
まさに魔王の居城という佇まいですが……何もかも荒れ果て、寂寞としています。まるで彼女の心を表したみたいな……どこか寂しい、壊れた世界です。
「あ、ああっ……レナ、さん……!」
「っ……クーラちゃん!」
そして、そんな世界に、彼女はいました。
禍々しい玉座に腰掛け、邪悪な嘲笑を浮かべて……その腕に、クーラちゃんを抱きしめながら……!
「レナさん……あ、ああ。すみません、わたしがこのような不様な……ふあ、あ、あああっ!」
「おいおい、何調子コいてるんだダッチワイフが!さっきまでアヘアヘイキまくってたのに、愛しいレナさぁん♪ の前じゃあカッコつけたいってか? 揃いも揃ってお前らは本当によぉ〜!」
「そ、そんな……言わないでください、レナさんの前でこんな……ふああぁ、は、激しいぃ〜!」
ズボ、ズボズボズボズボ! ルシフェル・レナはわたしと変わらない細腕で、しかし力強くクーラちゃんを抱きしめて、激しく腰をぶつけ合います。
わたしと同じ女の子の身体なのに、股間からは大きなペニスがそそり立っていて……それが何度も何度も、クーラちゃんのあそこをえぐります。
「ひ、あっあっあっ! だ、だめです……卑怯です、こんな相性良すぎるペニスで弱いトコばかりされたら……んはあぁっまたイクっ、レ、レナさんが見てるのに……クーラは、またイってしまいますぅ!」
「! ああっ……ク、クーラちゃん……!」
申し訳なさそうな、消え入りそうなほど切ない声を上げながら、激しく身体を痙攣させるクーラちゃん。その姿に、わたしは思わず声をなくしました。
「ヒヒヒッ! 何だかんだ言っても身体は正直だよなぁ〜。それに、大好きなレナさぁん♪ に見られて余計興奮しちまったか? あれだけハメまくったのにすげえ締め付けで……ひひ、やっぱわたし専用のダッチワイフは最高だわ、ひゃはは!」
「うあぁ、そ、そんな……ひ、ぅぅ! い、いやです……言わないで……み、見ないで。レナさん……こんなクーラを、見ないで……ください……!」
「……ルシフェル・レナぁっ!」 |