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黒髪退魔士がドスケベ肉便器に堕ちるまで
小説:裏側ざん 挿絵:ほろりら

 

(何よこれ……。熱くて、それに最低な味と匂い……うぇっ……)
 じぃ、と有葉は己の唾液でコーティングされた肉棒を凝視していた。
「なに勝手に匂い嗅いで楽しんでるんだよ」
「なっ……違うわよ……ッ……」
「いいからさっさとしゃぶり直すんだ。その上品なお口でねぇ」
 敵意が伝わらない程度に、隆文を睨み上げる。
 それから白い指で肉棒を軽く掴み、位置を調整して、今度は自ら唇を開いて亀頭を咥えた。沈みこませるようにして竿全体を飲み込んでいき、再び陰毛の中へと鼻を埋める。
「ぶぐぶぉうっ、んふっ、んふぅ──っ、ふっ、んぶっ、ぐぶぉ、ぶぉぅ」
 自然と零れてしまう下品なフェラ音に、有葉の自尊心が傷付けられていく。
「んくっ、ぶぉぅぶっ! ぶっ! ──じゅるぶッ、ぶぢゅぅっ、ぐっ、んぼぉっ!」
 奥まで咥え込んでは手前へと引く。そんな単純ながらも淫猥な行為を繰り返す。回数を重ねれば重ねるほど、己が内側から塗り替えられていくような気がしていた。
「有葉ちゃんのフェラッ、たまんないなあ〜。いい感じで吸い付いてくれてるし、もしかして僕のチンポが気に入っちゃったのかな?」
「ぶッ──んぐぅ、そんな訳、なひれしょっ……! ぶぐっ、んぶごっ」
「おほっ♪ 喋ると振動がっ……! あ〜メッチャ気持ちいいッ! あぁ、僕、結構早めに出ちゃうタイプでさぁ、も、もうヤバイからッ──最後にせっかくだから有葉ちゃんのおっぱい見せてくれないかなぁ?」
 隆文の膝が、ぐにぃっと胸を潰してくる。
 最低で最悪だ。こんな下劣な行為、さっさと終わらせてしまいたい。
 肉棒を咥えたまま、ふぅふぅと鼻息を漏らしながら、指先でボタンを外していく。ボタンが二つ三つ外れたところで──たぷんっ♥ と有葉の巨乳が零れ落ちる。
「ぶぐっ、……じゅる、んふ、ぅぅっ……」
「おひょっ──あの時野有葉ちゃんの胸っ、おっぱいっ! でっかあぁ……♪」

 
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