「言っただろ。お前が肉棒触手で感じていることを認めるまで終わらない。早く言って楽になっちまえよ」
「ハァハァ、負けを認めて……楽に」
月兎戦姫に残された選択は、このまま肉部触手に犯されて苦しむか、みんなの前で敗北宣言をして楽になるかの究極の二択しかないということ。
どちらを選んでもその先に地獄が待つというのなら、取るべき答えは一つしかなかった。
「ハァハァ、これで負けを認めるくらいなら、このまま死んだ方がマシよ」
悪にどこまでも抗うことを選ぶ。
「そうか、結局お前は堕ちなかったか。ならお望みどおりにしてやるよッ! その代わり、すぐにトドメを刺してもらえるとは思わないことだな!」
こうして、膣穴だけでなく尻穴にまで触手を突き入れられることになる。
ドジュウゥゥ!
「ガはッ!」
肺の中の空気が全部吐き出され、まともに声すら出せない中、肛門を無理やり押し広げて入ってくる肉棒触手。 肛門から直腸、そしてS字結腸をかき分けながら入ってくる感覚が腹から伝わってくると、口をパクパクとさせることしかできなくなってしまった。
「まったく……こっちの穴は何もしてないというのにしっかりと咥え込んで絡みついてきやがる。やっぱりお前は根っからの淫乱兎だな!」
(好き勝手言って……。私の体がどれだけ穢されても、心は絶対に屈しない)
いつ来るかもわからない反撃のチャンスを信じて、心に不屈を誓う彼女。
しかし、その決心はすぐに強がりでしかなかったことを思い知らされる。 |