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超昂神騎エクシール
〜双翼、魔悦調教〜

小説:峰崎龍之介 挿絵:孫陽州 原作:アリスソフト

 

 もうわかっているのだ。エクシールが射精の欲求に屈しかけているということは。散々に焦らされたあと、なにも言わずに提示された極上の餌──キリエルを前にして、もはや我慢などできないのだということを、この悪辣な堕天使は承知しているのだ。
「はっ……はぁ……はあ、あぁぁっ……」
 荒い息を吐きながら、冷たい床に背中を預けているキリエルに覆い被さる。
 ガリガリと音を立てて、理性が削れていく。一秒ごとに正気が薄れ、射精したいという欲求にすり替わっていく。
 そして──止めの一撃は、他ならぬキリエルからもたらされた。
「いいよ」
 はにかんで、紅の神騎は囁いてきた。
「辛いよね。射精したくてたまらないよね? だったらいいよ……使って。私の穴、エクシールの好きなように……」
 言いながら、彼女はそっとエクシールの肉棒に触れ、自らの雌穴へと導いた。
 ぬちゅ……。卑猥な水音。ほんの小さなものであるはずなのに、やけにはっきりと耳に届いた。
「来て……♥」
「……っ!」
 ぱちんと、なにかが弾ける音がした。
「キリ、エル……!」
 名を呼びながら、蒼の神騎は体ごとぶつかるようにして、キリエルの濡れた穴を深々と貫いた。そしてその直後──
「ひああああああんっ! あう、ひぃぃぃんっ! き、気持ちいい……気持ち、よすぎる……ッ!」
 先に悩ましく喘いだのは貫かれたキリエルではなく、エクシールの方だった。
 キリエルの膣内はとてつもない名器だった。小柄ゆえに穴の規模は小さめだが、肉棒を受け入れると柔軟に伸びて侵入者に絡みつく。肉体そのものが鍛え抜かれているため締まりも申し分なく、ずっぽりと根元まで咥え込んだ巨根のあらゆる部分に密着しては、淫らな収縮で以って歓迎する。

 
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