TOP >> 二次元ドリームマガジン100 >立ち読み「新・呪い屋零 邪宴の淫糸」
 
立ち読みページ
 

新・呪い屋零
邪宴の淫糸

小説:斐芝嘉和 挿絵:高浜太郎

 

「処女なのに、こんなにぬちょぬちょに濡らして……梨紗ちゃんって、ホントはすっごくエッチなんだね」
「いや、俺たちのテクニックがすごかったんだよ!」
「どっちでもいいさ。それより写真、写真。犯す前に撮って、みんなで犯しまくって中出ししたあとにも撮って、どれくらい変わったか比べようぜ!」
「梨紗ちゃんの成長記録か! ほかのメンバーのオマンコも撮してぇな!」
 競うようにケータイを翳し、
 ──パシパシッ! パシッ!
 雨霰とフラッシュを焚いて、紅く潤んで艶やかに輝く肉膜を何枚も何枚も撮影する男たち。
「や、やめろぉっ! 撮るな……撮るなぁあっ!」
 叫ぶ間も、自在に動く無数の呪糸はいやらしくくねり続けていた。
 男たちに先行して膣や尻穴に潜入し、愛液や腸液の中をピチピチと小刻みにくねりながら泳ぎまくって、繊細な粘膜に閃く快感を産みつける。
 クリトリスや乳首はその根元を見えない糸に締め上げられ、敏感な肉豆が弾けんばかりに膨れあがって、紅く艶やかにしっとり輝く。
「ンっ!? く……ンぁっ!?」
 通常ではあり得ない方法で責め立てられた零の身体が、雷に打たれたようにビクッと竦み、細かく震えた。
(か、感じて……ねぇっ! こんなの、全然……気持ちよく、ねぇっ!)
 飛びかけた意識を懸命に引き戻し、溢れ出しそうになった恥ずかしい声を必死に抑えるのだが、
「おい、見ろ……梨紗ちゃんのオマンコ、くぱくぱし始めたぞ!」
「処女のクセして、チンポ欲しい、チンポ欲しいって喘いでるのか!」
 股間を覗き込む男たちが、紅い潤みの底でヒクつく小さな小さな膣穴に気づいた。鼻息がかかるほど顔を寄せ、手にしたケミカルライトで秘裂を下から照らすと──。
「あ、あ、あああっ! バカ、やめろ……み、見るなぁ!」

 
ページを閉じる