「あひいいいい! 精液を出してるのに、オチンチンをそんなにされたら、くっおおおおうう! 止められない! 射精がっ、イクのがっ、止まらないっ!!」
ブシャア! ドシュウウ! ビルッ! ビュルルッ! ビビルルルルルルル────ッッ!
亀頭から噴き上がる精液の量と勢いが格段に増して、鈴口をこすって振動させる音が鳴り響いた。フレア自身も、ユミエルも、白い豪雨を浴びて、全身を白く染め上げられる。
(あああ、だめ! フレアさんの精液を浴びて、わたしまで感じちゃう! はああああ……くんんんん……)
一回戦でフレアに子宮まで貫かれ、精液をたっぷりと注ぎこまれたユミエルは、まさにフレアによって被虐の悦びを覚醒させられていた。今もマゾヒスティックな炎がくすぶる身体中に、フレアの濃厚な絶頂体液を浴びて、全身をくまなく愛撫されていると感じてしまう。
(ああああ、精液に濡れただけで、おかしくなるなんて、わたしはいやらしすぎる!)
「あんんんっ!!」
フレアの右耳に押しつけた唇から艶めかしいうめきが漏れ、ショーツを奪われたまま開きっぱなしの膣口から、こわれた雨樋のように女蜜がブシャッと滴り落ちる。
(あああ、イッてる! わたし、フレアさんを射精させながらイッちゃってるう!!)
「おいおい、ユミエルも愛液を噴いてイッてるぞ!」
「責めてるほうの女が絶頂するとは、変態すぎてエクリプスの俺でも引いちまうぜ!」
「さすが光翼天使はドスケベ大天使様だ!」
足下から立ち上ってくる男達の最低最悪な歓声を耳にして、ユミエルはハッとフレアから離れた。
光翼天使の誇りである翼に、フレアの精液がべったりと付着しているのが目に入り、背筋に寒気が走る。
(自分から大切な翼を汚してしまった……わたし、エクリプスと同じことをしてる) |