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ハートフルウォーミング アリサ
小説:高岡智空 挿絵:草上明

 

「ほぉっっ、おっああぁぁっっ! やめっっ、硬いのぉっ……おぐぅぅんっっ!? んぐぅっ、奥にぃぃっっ!」
 乳房を波打たせるように揺らして背中が反り返る、それほどの衝撃に脳髄が蕩け、快楽の波となって全身を痺れさせる。結果、アリサはみっともない嬌声を上げた前屈姿勢のまま、リズミカルに淫液飛沫をもらしつつ、快感に打ち震えてしまっていた。
『ククッ、初めて味わう牡がお気に召したようだな。それとも、我が支配を受ける悦びに悶えているのかな?』
「んぁっ、あっ……あはっ、あぁぁ……あな、た、なんかにぃぃ……んひぃっっ、ひ、ひはい、なんれぇ……」
 カチカチと歯を鳴らし、支配されてなるものかと反論しようとするが、現状のアリサは、男のモノに屈服させられた牝そのものだ。それを自覚しているせいか、意識は淫らな感覚へと傾いて、悪魔王の肉棒の感触に集中してしまっていた。
(なん、れっ、こんらぁぁ……あひゅっっ、んっ、ぐぅぅっ……あおっ、ほぉぉっ……これの、こと、ばっかりぃ……か、考えちゃうのぉっ……)
『フフ、自覚が進んでいるようでなにより……では、これでトドメだ。ウォーミングアリサよ、その力をもらい受けるぞ! ヌゥゥンッ!』
「んっああぁぁぁ────っっ!?」
 突きだした腰をしっかりと掴んで固定され、悪魔王の熱い身体が一体化するほどに密着してくる。短い距離で叩きつけられた肉棒は、それに吸いついていたアリサの媚肉襞を掻き抉り、擦り抜き、蕩けた膣奥を痛烈に打ち据えた。刹那、身体中に怖気にも似た感覚が突き抜け、アリサの全身が赤黒い炎に包まれてゆく──。

 
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